こんな業務用エアコンの室外機の設置方法はだめ
業務用エアコンは室内機と室外機を設置する必要があります。室内機の設置にはこだわるという人が多いですが、室外機の設置方法にはあまりこだわらないという人も多いようです。そんな室外機の設置方法についてですが、こんな設置方法はダメだというのを紹介します。
ほとんどこのような設置方法をすることはありませんが、室外機を地面にそのまま置いてしまうという設置方法です。これは絶対にやめましょう。地面に置いたままでは設置とは言えません。地面にそのまま置いてしまうと大雨などで室外機が浸水して故障してしまうという恐れがあります。また、通常の場合であれば室外機の重量によって転倒することは少ないでしょうが、台風や強風で転倒してしまうというリスクがあります。
転倒してしまうと機器が損傷を受けて使えなくなってしまうという可能性もあります。室外機はそのまま地面に置くのではなくコンクリート製のブロックの上に置くようにするのが一般的です。こうすることで大雨などによる浸水のリスクが低減します。また、室外機が倒れてしまうというリスクも低くなります。転倒しないようにするためには、さらに、壁面に固定するようにするとよいでしょう。
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工場向けの業務用エアコンについて
一般的に工場は、夏場などにとても過酷な条件になりやすいと言われています。そのため、業務用エアコンを使用して冷やす必要がありますが、工場向けの業務用エアコンにはどのようなものがよいのでしょうか?一般的な工場の場合、オイルミスト、粉塵、ホコリが多いという環境で使用することが多いです。そのため、オイルミスト、粉塵、ホコリなどに強い機種を選ぶようにしましょう。
工場向けの業務用エアコンには、床置形、天井吊形、天井埋込ダクト形などがあります。柔軟に設置することが出来るということでおすすめなのが、天井埋込ダクト形です。これは、業務用エアコン本体と吹出し口、吸込み口が離れているため、色々な場所に設置することが出来ます。本体と吹出し口、吸込み口はダクトを使用して接続します。
また、オイルミスト、粉塵、ホコリなどに対する耐久力が求められるのはもちろんですが、メンテナンスが容易であるということも大切な条件です。業務用エアコンの種類にもよりますが、洗浄することが出来るものもあります。いくら耐久力があるといっても、フィルターや熱交換器などに粉塵、ホコリなどが詰まりやすいので、定期的に綺麗にするようにしましょう。手入れが楽なタイプがおすすめですよ。
事務所におすすめしたい業務用エアコンとは
業務用エアコンには、色々な種類のものがありますが事務所に設置するのに適したものとは、いったいどのようなものなのでしょうか?事務所に設置するのにおすすめなのが天井カセット形の4方向吹出しです。天井カセット形は、業務用エアコン本体が天井内に埋め込まれていて外から見えるのは化粧パネルのみとなります。天井に埋め込むことで、壁や床などを有効に使用することが出来ますし、天井に設置してあれば邪魔になりません。
また、天井カセット形には、4方向吹出しタイプ以外もありますがなぜ、4方向がおすすめなのかというと、部屋を均一に冷やす、暖めることが出来るからです。4方向タイプは4方向から風が出ますので、部屋の中を均一にするのに適しています。そのため、部屋を冷やしすぎることや、暖め過ぎるといったことを防ぐことが可能です。
機種にもよりますが、直接風があたらないようにすることや、センサー付きなら人がいないときには自動的にオフになるという業務用エアコンもあります。事務所に設置するのに適しているのはこのような、省エネ性に優れていて、部屋を均一に冷やしたり、暖めたりすることが出来るものがおすすめです。とくに、見た目も大切にしたいという人は、壁掛形や床置形などよりも、天井カセット形がよいでしょう。