業務用エアコンの能力選びの際の注意点
業務用エアコンを選ぶ際にとても重要になるのが、能力選びです。業務用エアコンにおける能力選びに失敗してしまうと、冷暖房が効かないということになってしまいます。業務用エアコンの冷暖房能力を選ぶ際の注意点についてまとめてみました。
能力選びをする際の注意点はいくつかあります。例えば、オフィスや事務所の場合には、部屋の形状や広さはもちろんですが、パソコンやOA機器からの熱も考慮する必要があります。店舗の場合には、自動ドアなどの近く、もしくはドアを開放している場合、大きな窓があるなどの場合には、一般的な業務用エアコンの能力よりも余裕のあるものを選ぶようにしましょう。そのような場所の場合には、冷風や温風が逃げやすくなります。能力に余裕がないと冷暖房が効かないという恐れがあるからです。
また、飲食店などの場合には、鉄板や鍋、厨房から発生する熱などの熱量に注意をする必要があります。このように、業務用エアコンの能力というものは、部屋の形状や面積だけで決めるのではなく、必ずその他のことにも注意をしながら決めるようにしましょう。適切な能力がわからないという場合には、業者に相談しながら最適なものを選ぶようにしましょう。
業務用エアコンの幼稚園、保育園に設置したいダイキンストリーマ除菌ユニット
業務用エアコンはとても便利なものですが、その性質上カビなどが発生しやすいということで、よく知られています。そのため、カビが発生した状態で使用し続けるとカビを空気中にばら撒いているのと同じことになります。幼稚園や保育園などの、大人と比べて抵抗力の弱い子供が多くいる場所では、このようなことは絶対に避けるべきです。
ただ、業務用エアコンの内部にカビが発生しやすいため、こまめに清掃するのにも限界があります。そこで、便利なのがダイキンのストリーマ内部クリーンユニットです。この内部クリーンユニットはカビの成長を抑えるのに役立ちます。またこのストリーマはカビや細菌、花粉、ウイルスなどの有害物質を分解する力があると言われています。室内の空気を吸ってフィルターに吸着してストリーマを照射することで、有害物質を分解して再び部屋に綺麗な空気として吹出すので、常に綺麗な空気を吹出してくれるのです。部屋の空気を綺麗にする場合には、同じくダイキンのストリーマ除菌ユニットがおすすめです。
幼稚園や保育園などで使用する業務用エアコンはダイキンのストリーマ内部クリーンユニット、ストリーマ除菌ユニットなどを使用するとよいでしょう。
業務用エアコンの冷房や暖房を使用する時期になる前に試運転を行う
業務用エアコンをよく使うのは、夏のシーズンです。夏には冷房運転を行いますし、冬には暖房運転を行います。このような冷房を使用する時期、暖房を使用する時期になる前に必ず試運転を行うようにしましょう。試運転を行う意味は、業務用エアコンに不具合がないかどうかを確認することと、しっかりと部屋を冷やす、もしくは暖めることが出来るかどうかを確認するためです。もしもこの試運転をせずに、冷房運転シーズンや暖房運転シーズンに突入してしまって故障してしまうと、必要な時期に使えないということになります。
このような状況を避けるためには、やはりシーズンに入る前に問題がないかどうかを試運転を行って確認するようにすることが大切です。試運転を行っておけば万が一問題があるという場合でもすぐに業者に修理を依頼するということが出来ますので、安心です。
とくに、一番暑い夏を迎える前には必ず試運転を行って、部屋の中が涼しくなるかどうかをチェックしましょう。日本の夏はとても暑いので、業務用エアコンがないと熱中症など体調を崩してしまうということにもなります。自分や従業員、お客さんの健康を守るためにもしっかりと試運転をしておきましょう。
業務用エアコンの室外機のまわりは十分なスペースがありますか?
業務用エアコンの効きが悪いということで、業者を呼ぶという場合によくあるのが、室外機のまわりに物を置いていて、それによって効きが悪くなっているというパターンです。室外機は熱交換を行っているので、物によってふさがれてしまうと非常に効率が悪くなります。そのため、部屋の冷暖房効果を大幅に弱めてしまうということになるのです。
このようなことを防ぐためには、室外機のまわりに十分なスペースを確保しておくということです。室外機に必要なスペースについては、据付説明書などに記載されているという場合が多いです。もしも、手元にないということであれば、メーカーのホームページに機種名を入れると説明書や据付説明書をダウンロードすることが出来ます。そこに記載されているスペースに従ってしっかりとそのスペースを確保するようにしましょう。必要なスペースについては機種ごとに異なるので、必ず確認するようにしましょう。
室外機のまわりに、植木鉢、自転車、ブロック、ゴミ箱、店舗の旗、空き瓶など色々なものを置いてふさいでしまっているということがよくあります。業務用エアコンが効かないという原因になっている可能性が高いので注意しましょう。
業務用エアコンの自分で出来るお手入れと自分じゃ出来ないお手入れについて
業務用エアコンを長持ちさせるためには、日頃のお手入れが非常に大切であると言われています。そんな業務用エアコのお手入れについてですが、自分で出来るものと自分では出来ないものがあります。それについて解説します。
まず、業務用エアコンにおいて自分で出来るお手入れとは、フィルターの掃除です。フィルターは業務用エアコンの形によってついている位置が異なりますが、天井埋込カセット形の場合、化粧パネルを開けるとすぐの位置にあるという場合がほとんどです。このフィルターは簡単に取り外しが出来ます。掃除機でゴミを吸うことや、汚れがひどいという場合には、洗剤などを使用して綺麗に洗います。フィルターを水で洗う場合にはよく乾燥させることが大切です。水分を含んだままにするとカビなどが発生する原因になりますので注意しましょう。
自分では出来ないお手入れとは、業務用エアコン内部のお手入れです。分解する必要があるので、自分ではなく業者に依頼するようにしてください。内部の熱交換器などは汚れやすく、カビなどが発生しているという場合もあります。内部の汚れについては業者に依頼して、その他の自分で出来る部分は自分でお手入れをするようにしましょう。
業務用エアコンの情報局!お役立ち情報
工場向けの業務用エアコンについて
一般的に工場は、夏場などにとても過酷な条件になりやすいと言われています。そのため、業務用エアコンを使用して冷やす必要がありますが、工場向けの業務用エアコンにはどのようなものがよいのでしょうか?一般的な工場の場合、オイルミスト、粉塵、ホコリが多いという環境で使用することが多いです。そのため、オイルミスト、粉塵、ホコリなどに強い機種を選ぶようにしましょう。
工場向けの業務用エアコンには、床置形、天井吊形、天井埋込ダクト形などがあります。柔軟に設置することが出来るということでおすすめなのが、天井埋込ダクト形です。これは、業務用エアコン本体と吹出し口、吸込み口が離れているため、色々な場所に設置することが出来ます。本体と吹出し口、吸込み口はダクトを使用して接続します。
また、オイルミスト、粉塵、ホコリなどに対する耐久力が求められるのはもちろんですが、メンテナンスが容易であるということも大切な条件です。業務用エアコンの種類にもよりますが、洗浄することが出来るものもあります。いくら耐久力があるといっても、フィルターや熱交換器などに粉塵、ホコリなどが詰まりやすいので、定期的に綺麗にするようにしましょう。手入れが楽なタイプがおすすめですよ。
事務所におすすめしたい業務用エアコンとは
業務用エアコンには、色々な種類のものがありますが事務所に設置するのに適したものとは、いったいどのようなものなのでしょうか?事務所に設置するのにおすすめなのが天井カセット形の4方向吹出しです。天井カセット形は、業務用エアコン本体が天井内に埋め込まれていて外から見えるのは化粧パネルのみとなります。天井に埋め込むことで、壁や床などを有効に使用することが出来ますし、天井に設置してあれば邪魔になりません。
また、天井カセット形には、4方向吹出しタイプ以外もありますがなぜ、4方向がおすすめなのかというと、部屋を均一に冷やす、暖めることが出来るからです。4方向タイプは4方向から風が出ますので、部屋の中を均一にするのに適しています。そのため、部屋を冷やしすぎることや、暖め過ぎるといったことを防ぐことが可能です。
機種にもよりますが、直接風があたらないようにすることや、センサー付きなら人がいないときには自動的にオフになるという業務用エアコンもあります。事務所に設置するのに適しているのはこのような、省エネ性に優れていて、部屋を均一に冷やしたり、暖めたりすることが出来るものがおすすめです。とくに、見た目も大切にしたいという人は、壁掛形や床置形などよりも、天井カセット形がよいでしょう。